第7章

 朋幸は自分がどれくらい座っていたのか分からなかった。頭の中は真っ白で、すべての思考力が抜け落ちてしまったかのようだった。

 彼は機械的に立ち上がり、パソコンの電源を落とした。

 オフィスビルを出る時、エレベーターで何人かの社員と出くわした。一晩着の身着のままで過ごしたかのようにシワだらけの服、無精髭が伸び放題の顎、そして虚ろな目をした彼を見て、誰もが怪訝な目を向け、ひそひそと噂話をしていた。

 しかし、彼の耳には何も入ってこなかった。

 地下駐車場はひっそりとしていた。朋幸はドアを開けて運転席に乗り込んだが、エンジンはかけなかった。ハンドルに寄りかかり、なんとか考えを整理しようと試...

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