第9章

星は、私の写真をじっと見つめていた。両目は真っ赤で、感情が爆発しそうなほど昂っている。

「でもさあ、本川西子ってスタイルは悪くねえよな。タダでヤれるなら損はねえ。向こうから寄ってくるなら、そりゃ抱くわ」

「この前、夜のバーでさ。全身びしょ濡れで来たんだけど……あれ、マジで身体よかった」

「小崎颯斗、お前も相当いい思いしただろ。服、ほとんど脱がせてたじゃん」

「はははは!」

藤原浩史と一緒に来ていた、金持ちのボンボンたちが下品な言葉を飛ばして笑い合う。

藤原浩史が私を見下しているから、こいつらも平気で見下す。

藤原浩史が私を「安い」「気持ち悪い」だと思い込んでいるから、こいつらは...

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