第26章

強烈な電流が、何度も何度も彼女の体内を這い回った。針を束ねたものを、肌という肌へ押しつけられているような痛み。

脳はとうに身体の指揮権を失っていた。逃げようとする本能の反射すら途切れ、ただ虚ろな目のまま全身を硬直させて、びりびりと貫通してくる痛覚だけを受け入れるしかない。

十数分に及ぶ通電の末、江原朱美は失禁していた。股間がぐっしょりと濡れ、布地が色を変えている。

江原幸子が腕を組んで近づき、その濡れた部分を一瞥する。露骨な嫌悪を瞳に浮かべ、淡々と言い放った。

「創。やっぱりこの人、電気が大好きみたい。あの二人が言ってた通り……ほんとにイッちゃってる」

看護師たちも、彼女の股間に視...

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