第41章

非人道的な責め苦は、昼から夕方まで――丸々ひと午後続いた。

江原朱美が地下室へ引き戻された頃には、外はすっかり闇に沈んでいた。

脚はもう感覚がなく、全身から力が抜けきっている。

ぼさぼさの髪。血の気の引いた頬。焦点の合わない瞳。

生きているのに、ただの抜け殻みたいだった。

薄暗い地下室。

藤原創が彼女の前に立ち、見下ろす。

股間の血は太腿を伝って足首まで落ち、肌には溶けた蝋がべったり残っている。乳首には刺繍針が何本も突き刺さったまま。

みっともなく、無残で――見ているだけで胸が悪くなるほどだ。

「――中橋傑がどうなったか、まだ知りたいのか?」

その名を聞いた瞬間、朱美の身...

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