第94章

「狂ってる?」

「お前の母親がやってきたことに比べりゃ、俺なんて足元にも及ばねえ!」

藤原創は正気を失ったみたいに江原朱美の襟首を掴み、乱暴に引き裂いた。布がびりびりと裂け、丸みのある胸が空気にさらされる。

「やめて……放して!」

朱美は必死に平静を保とうとした。だが、この男が何をするつもりか――もう分かっている。

胃の奥がひっくり返るような、生理的な吐き気がこみ上げた。

藤原創の胸の怒りは消えるどころか、さらに膨れ上がっていく。朱美が抵抗を続けるのを見ると、彼は朱美をもう一度、氷みたいに冷たい床へ叩きつけた。

同時に、ズボンへ手をかけ、乱暴に引き下ろす。

朱美は脚で蹴りつけ...

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