第18章 ずっとこういう人間

耳元で、凄まじい悲鳴が炸裂した。

目を開けた瞬間、鈴村茜の視界に飛び込んできたのは、温井千景が高橋さんの連れてきた連中を、次々と床へ叩き伏せていく光景だった。動きは速く、迷いがない。最後の一人が崩れ落ちるより早く、千景はスマホを取り出して通報する。

「……やめてくれ、通報だけは」

高橋さんは青ざめ、膝をついて縋りついた。

「警察なんか呼ばれたら、俺、これからどうやって生きていけばいいんだよ! 頼む、俺を潰さないでくれ!」

「もう二度としません! 俺……俺、殴って反省します! 鈴村茜に謝ります!」

だが温井千景は一切取り合わず、そのまま通報を完了させた。

それを見た高橋さんは顔色...

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