第66章 お久しぶりです、鈴村さん

ほかの金持ちのボンボンたちまで寄ってきて、鈴村茜を面白半分にからかいはじめた。

「服、直接ビリッといっちまえよ!」

「どんな女か見てやる! 俺に向かってナマ意気に取り澄ましやがって!」

鈴村茜はスカートを両手で必死に押さえた。

「やめて……!」

だが連中はお構いなしに、あちこち触ってくる。人としての扱いなんて、最初からする気がない。

抵抗すれば、腕を掴まれて押さえつけられた。

「やめて!」

「……あんたたち、最低!」

「警察呼ぶから!」

すると彼らは逆に腹を抱えて笑った。

「俺らに見てもらえるだけでも光栄だろ?」

「仮面パーティーで俺らに気に入られたくて来たんだろ。望み...

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