第47章

スキンヘッドの男が奇声を上げて司の注意を引いた直後――パンッ!

司は琴音を強く突き飛ばした。

「伏せろ!」

銃声が響き渡ると同時に、司の口からくぐもったうめき声が漏れ、右肩から鮮血が弾け飛んだ。

手から滑り落ちた銃が、乾いた音を立てて地面に転がる。

「司!」

琴音は悲鳴を上げ、彼を助け起こそうと手を伸ばした。

だが、司はそれを乱暴に払いのけ、左手で銃を拾い上げるや否や引き金を引いた。

敵がまた一人、崩れ落ちる。

残弾は、あと一発。

対する敵は五人。

しかし、不慣れな左手での射撃による強烈な反動と、過多な出血が司の体力を奪い、彼はそのまま地面に倒れ伏した。

司が戦闘不能...

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