第107章-モーニングアフター

ベラドンナは、カーテンの隙間から染み入る陽光がまぶたをやわらかく照らす中で目を覚ました。

世界があまりにも早く遠ざかってしまい、時間さえ飛んでしまったような感覚のほかに、頭の奥でかすかに鈍く打つ痛みがあって、まずはそれに対処しなければならなかった。

指を髪に差し入れると、もつれて絡まっていて、すぐに引き抜かざるを得なかった。代わりに、少しでも楽になればと、しわの寄った額にその手を押し当てる。

どうして、自分は何かを忘れているような気がするのだろう。

そう思った瞬間、いくつもの情景が脳裏によみがえった。酔ったように振る舞っていたことも、その一つ一つの行動がどれほど恥知らずだったかも思い出...

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