第259章-正義は正義、義務は義務

彼女は父を殺した。そして、自分が魔女であることを知った。

人生を変える出来事が、いっぺんに二つも起きたのだ。

自分がどう感じるべきなのか、タリアにはわからなかった。だが、ひとつだけ確かなのは、胸が弾むほど嬉しくて、どうしようもなく幸福だということだった。

くすくすと笑いが唇からこぼれる。父の首を伝って流れた血が、寝台へじわじわと染みこんでいくのを、彼女は見つめていた。

白い寝間着に飛び散った血のしぶきさえ、誇らしかった。

生気を失った父の目は、彼女にたまらない喜びを与えた。そのせいで、自分のしたことの代償を、危うく忘れてしまいそうになるほどだった。

たとえ思い出したとしても、彼女の...

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