第260話どんどん破滅に近づく

ケストラが関わってから、ベラドンナが目を覚ますまでに三日かかった。

だが、竜はなおも凍りついたままだった。

彼女が無事だとわかると、イーライは有頂天になり、必要なものを何でも揃えようと慌ただしく動き回った。

目覚めたばかりのころ、彼女の頭の中は真っ白で、自分の身に何が起きたのかも、長い眠りへと至った出来事も思い出せなかった。

何か深刻なことを告げれば、健康を損なうかもしれない。そう恐れたイーライは、その件について何も話さないことにした。だが、それがかえって事態を悪くしてしまった。

それに、ベラドンナはどうしても知ろうとしていた。だから彼は、すべてを話した。竜のことも、ケストラがしたこ...

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