第261章-時を刻む時間とクレイジーなアクション

地下牢は決して静かではなかった。

苦痛にうめく声、飢えに泣き叫ぶ声、そして自分は無実だとわめき散らし、執拗に赦しを乞う声――いつだってそれらで満ちている。

地下牢はまた、決して明るくもなかった。何ひとつ見えないほど薄暗いのが常だった。

闇そのものが拷問で、騒音はそれに追い打ちをかける。

あいつら、全員黙ってくれればいいのに。

ここを出られた暁には兄を殺す――その算段を練るには、静けさが必要だった。

ケンジは深く息を吸い込み、腐臭が鼻の奥、上あごにへばりつくのを感じた。

おせっかいな性分のせいで、こんな場所に閉じ込められるのは初めてではない。だが、兄が自分を投げ込み、鉄格子に鍵をか...

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