第39話カミの願い

「ご家族に苦しみを与えてしまって、本当に申し訳ありません」今度はイーライが謝った。

タミナは涙をまばたきで追い払い、息子たちがひとときの悲しみに沈むのをよそに、手をひらひらと振ってそれを退けた。「みんな騙されていたのよ。済んでしまったことは済んでしまったこと。今、探すべきなのはこの先へ進む道です」彼女はぱんと手を打った。「さあ、坊やたち、もう出発しましょう。旅のお客様たちの荷物を持っておあげ。裏口を使うのよ。避けている人たちのこと、忘れないで」

息子たちはすぐに動き出した。

支度を終えると、一行はカミの実家へ向かう短い道のりを歩き始めた。馬車を置いてきてしまったことにいまさら気づき、イー...

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