第46話嫉妬のせいで正気を失う

その言葉は、彼女が口の中に放り込まれた熱い炭を吐き捨てようとするみたいに、勢いよくこぼれ落ちた。

「違う!」

真実ではあった。だが、なぜ口にしたことを後悔しているのだろう。

ジャズリーはほっとしたように息をついた。

何人かから、ベラドンナが王と一緒に来たこと、そして彼が去ったときの様子を聞かされてはいた。あの様子では、二人は連れ立っているようにも見えたのだ。だからこそ、彼女が狙いを定めた相手が、そういう意味で彼女に縛られていないことを確かめたかった。

「よかったぁ」胸に手を当てると、ジャズリーは大げさなくらい芝居がかった仕草で身をよじった。「今まで見た中で、いちばんハンサムよ。大きく...

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