第49話おばあちゃんの台所

ジャズリーは、なんの支障もなく皆を台所へ連れ込んだ。

どうやら、こういうことは初めてではないらしい。

なんて小さな盗人だろう。

二人は手早く、鍋の中から葉に包まれた揚げた水芋を取り出し、食べ始めた。持ち出している途中でうっかりグランドマミに出くわすかもしれないから、ここで食べてしまったほうがいいのだとジャズリーは言った。

二人は温かな食事を前に、できるだけ声を潜めてささやき合い、笑い合った。まるでこそこそと忍び回る鼠のように、物音ひとつ立てまいとしていた。

だが、ほどなくしてジャズリーは小用のため外へ出なければならなくなった。

「心配しないで、すぐ戻るわ。もしグランドマミを見かけた...

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