第50章-君にこだわる

「スタニング・ウォリアーって誰だ?」

「えっ?」あまりに唐突な問いで、彼女には意味がわからなかった。

「ああ、忘れてくれ」彼はうめきながら頭を後ろへ傾けた。その喉仏が上下するのを、彼女は見つめていた。物置には灯りがない。窓もない。ただ、台所のランタンの光が木の扉の小さな隙間からしみ込んできていて、それだけで彼の姿を見分けるには十分だった。

待って――彼女のランタン、台所に置きっぱなしだ!

グランドマミなら――

「キス以上のことはしたのか?」

ベラドンナの意識は、また彼へ引き戻された。

「アラリスのことなら、ジャズリーのところへ行って」

「さっき台所の廊下で彼女を振ったばかりだか...

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