第55章-ふりをする、多分?

始まりあるものは、すべて終わらねばならない。

交易祭の最後の夜だった。そして、勝者が宣言されなければならない夜でもあった。村の広場には、朝の狩りの獲物を家族ごとに目の前へ積み重ねるように並べ、皆が集まっていた。松明の火が広場を明るく照らし、頭上の星々に彩られた夜の帳が、この祝宴の妨げとならぬようにしていた。

各段階での成果が集計されていた。審判たちは小さな石板と白墨を手に、一人ひとり見て回り、必要なことを書き留めている。ベラドンナはグランドパピの隣に立ちながら、自分のいる場所からジャズリーの姿を見つけることができたが、向けられる視線には気づいていながら、笑みをこらえてわざと無視した。エリは...

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