第93章-また会おう...永遠に別れるために

彼は身を引き、微笑んだ。

「日は待ってくれない。急がねば」

「もちろん。案内して」

そうして、ふたりは再び旅を続けた。

ベラドンナの予感どおり、エリは彼女をケストラの死体のもとへは連れていかなかった。

彼が連れていったのは、木にもたれてふたりを待っていた、生きたケストラのもとだった。

近づく気配を耳にした瞬間、彼女の耳がぴくりと立ち、唇に笑みが浮かぶ。「また会ったわね」木から身を離し、こちらへ向き直る。「お嬢ちゃん」

その瞬間、赤い氷でできた球体が現れ、三人をその内側に閉じ込めた。

ベラドンナはかすかに取り乱した。

こうなることは覚悟していた。それでも、疑っていたことが現実に...

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