第4章-狂った友達

アニヤはびくりと身をすくませ、ウリマはすぐさまナプキンでミルクを拭い取った。瞳には謝罪の色が満ち、声はやさしく宥めるようだったのに、その唇からこぼれる言葉はひどく汚らわしいものばかりだった。

*「這ってきた穴に戻れ、このうじ虫」

もう一人の侍女、ガニサが急いでアニヤのそばにひざまずき、別のナプキンで肌についたミルクの染みを拭い始めた。何もないところまでごしごしと強くこすられ、アニヤはまた身を引いた。

*「あたしが大地に落とす汚れのほうが、おまえよりましだわ」

まるで詫びているかのように、彼女はアニヤの視線をまっすぐ受け止めていた。

その言葉を謝罪だと思い込んだアニヤは、気にしないでと...

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