第38章-燃えている誰か

一週間が過ぎたというのに、宮殿にはなお緊張が満ちていて、その重苦しさはベラドンナをきつく締めつけていた。

ケストラ夫人は、まるで一週間前に何事もなかったかのように、いつも通り彼女の髪を整えに来ては他愛ないおしゃべりをしてくれていた。だが、王は同じように何も知らぬふりを決め込んではいなかった。

以前のように朝食にも昼食にも夕食にも彼女を招くことはなくなっていた。もっとも、そうして同席したところで、王は巻物に目を落としたまま、上の空の退屈な会話を交わすだけだったのだが。

それどころか、廊下で一度たりとも彼を見かけなかった。王が彼女を避けているのではないか――そう疑いたくもなったが、彼女自身こ...

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