80-さまざまな遊び方

「彼女には、すでに宿っているものとは別の気配があるということか?」とアラリスは尋ねた。

「何だと?」と神官は、肝心な細部をうっかり忘れていたことに今さら気づいたように言った。

傷ついた手を癒やし、後継者の帰還を求める狂気じみた執念という底なしの穴に溺れながら過ごした日々は、どうやら彼の記憶にも影を落としていたらしい。

だが今の彼は回復しつつあった。後継者の気配さえあれば、それだけで再び自分を取り戻せるのだ。

この戦は、彼らが勝つ。

そう書かれているのだから!

「命の宝玉の担い手が彼女と繋がっている。その繋がりこそ、彼女が宝玉と共有しているものです」

「なるほど、それか。ならば担い...

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