85-ジャスト・ライク・ヒム

アラリスはすぐさま神官に知らせ、その次に洞窟へ向かった。

誰もがニカとベラドンナを捜し始めた。

アラリスは通路へ向かった。ニカはどうにかそこへたどり着き、ベラドンナを人質にして、自分が安全に愛しいカエルのもとへ行くための盾にしたのだろうと考えたのだ。

もっとも、ニカは、カエルを守ろうとしたのは民のためにすぎず、彼を愛してなどいないと言っていた。また、継承者が洞窟にいることも彼には伝えていないし、自分たちの隠れ場所も知らない――場所については嘘を教えたのだと語っていた。だが、あれほど嘘を重ねてきた女の言うことなど、すべて偽りでもおかしくはない。

おそらく彼女は、命の宝玉とともにいたベラド...

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