104-変更中

アラリスの予言どおり、白の王は軍を差し向けてきた。そこに竜の変身者はひとりもいない。それは、王が彼らを大した脅威と見なしていないという誇示でもあった。鬱陶しい羽虫ごときのために、わざわざ王家の血を強調する必要がどこにあるというのか。

それでも、白の王の戦士たちはアラリスのために戦う者たちより数で勝っていた。影の戦士がいるとはいえ、敵ひとりひとりと一対一で渡り合うには到底足りない。

だが、アラリスはすでに備えていた。侵入の気配が見えたその瞬間、反乱軍は立てていた策を実行に移した。

彼らは身を隠し、ごくわずかな者だけを後に残した。

アラリスはベラドンナを連れて空へ上がり、雲の中に潜んだ。そ...

ログインして続きを読む