109-重要な詳細

「それで、私には話してくれなかったの? どうして?」

「二百年以上も前のことだ」彼は立ち上がった。「その間じゅう彼女は死んだままだった。今さら何かが起こるなんて、どうして思う?」

ベラドンナは何も言わず、アラリスは続けた。

「君のことについては、もう彼女は完全に置き換わったものだと信じていた。新しいマスターが現れ、彼女の時代は終わった、消え去ったのだと。宝石には必ず主がいる――それを私は知った。最初は不安だったが、やがて君が、ただの繋がり以上の存在だと証明してくれた」

「私は彼女の幻を見ていた。全部あなたに話したはずよ」

彼は肩をすくめた。「以前その宝石と繋がっていたのは彼女だったん...

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