129-ア・ミッシング・ワン

最初のきしむような一段を踏んだ途端、それは彼女の足元でばらばらに砕け、朽ちて消えた。

ベラドンナは、あと少しで寝台にたどり着くところだった。

彼女は這うようにして前へ進もうとしたが、疲れ切っていて、ひどく目眩までしてきた。

その夜に起きた出来事が多すぎた。つい先ほど行った魔法が、彼女の命をさらに削り取ったのだろう。

人生のすべてが、あまりにも速く動きすぎている。しかも彼女は、もうシノーラに繋げて導かなくてもいいのだと気づいていた。

さっき彼女がやったことは、ふだん影の戦士を創り出すときにするのと同じだった。以前にも何かに命を与えようとしたことはあるが、うまくいかなかった。だが今回は、...

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