第156章 迷いなく

屈強な見張りが二人、どかどかと入ってきた。左右から阿部岳斗の手足を踏みつけ、逃げ場を奪う。

男は腐れかけた両脚を乱暴にこじ開けた。ためらいなど欠片もない。黒蛇の頭をつかみ、囚人たちに弄ばれ、肉が潰れて輪郭すら曖昧になった下腹へと向け――そのまま、ぐいっと押し込んだ。

「ああああああっ!」

悲鳴が牢の天井を突き破りそうになる。生きた蛇が腸の奥へ奥へと潜り込み、冷たい鱗が内側をざりざりと擦った。生き物に身体をこじ開けられ、腹の中を這い回られる。極限の恐怖と激痛に、阿部岳斗はその場で血を吐いた。

だが、終わりではない。

男は残りの二匹を持ち上げ、阿部岳斗の腹にある縫い合わされた血の穴へと...

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