紹介
彼は三年間、私を玩具として蹂躙し続けた。偽りの罪を信じ込み、歪んだ愛情と憎悪をぶつけて。
すべては、あの女の嘘一つから始まった惨劇。
しかし、真実という名の猛毒が、今まさに彼の喉元へと迫る。
彼が誇り高く踏みつけた「ゴミ」こそが、彼が唯一愛したはずの血脈であったと知った時、その仮面は崩れ去る。
乞い願い、許しを請い、この盲いた私の足元に這いつくばる姿よ。
地獄へ堕ちるその瞬間に、私は嗤ってやるつもりだ。
チャプター 1
バーの大型スクリーンでは、卑猥な映像が流れていた。
妊娠八か月の美玲が、大きなベッドに仰向けで横たわっている。脚は大きく開かれ、腹は山のようにせり上がっていた。
股間は乱暴に弄ばれたように赤く腫れ、ひどく痛々しい。男の黒ずんだものがコンドームも付けず、容赦なく出入りを繰り返す。
「……あっ、もっと奥……赤ちゃんに当たっちゃう……」
画面の美玲は夢中になったような表情で舌まで突き出し、喘ぎ声を途切れさせない。
店内には数十人の男がいた。誰もが釘付けで見つめ、下半身を隠しもしない者までいる。
その中央、ソファの前にひとりの女が膝をついていた。美玲は腹を抱え、涙で目を赤くして叫ぶ。
「岳斗、お願い……止めて……! これ、AIの顔だけ差し替えた動画なの! 偽物なの!」
だが両手は腹を守るので精一杯で、耳を塞ぐこともできない。映像の中では、彼女とまったく同じ声が淫らに響き続ける。なのに美玲は、そんなことを――一度だってしたことがない。
前科なんてない。遊び歩くような女でもない。それなのに、なぜ岳斗は信じてくれないのか。
「偽物? どこのエロサイトにも転がってる。1回500円で落とせるんだ。……全体で何回ダウンロードされたと思う?」
殴られ、床に転がった美玲は、次の瞬間には襟首を掴まれて引きずり起こされる。
「売るのが好きなんだろ? 叶えてやるよ。今日はこのバーにいる連中、全員お前の客だ。飽きるまで売らせてやる」
理解する間もなく、白いワンピースがばりばりと裂かれ、布切れになって散った。
美玲は必死に身体を隠す。
「違う……本当に違う……! 私、男の人はあなただけ……岳斗、お願い……」
返ってきたのは、容赦のない平手打ちだった。
阿部岳斗が立ち上がる。一九〇に届きそうな長身。小動物でも持ち上げるみたいに、美玲の喉元を掴み、そのまま吊り上げた。
「……吐き気がする。そんな台詞、口にするな」
白い下着が乱暴に引き剥がされ、妊娠で張った胸が露わになる。
岳斗の目は、ゴミでも見るように冷え切っていた。彼は美玲をソファ前のテーブルに放り投げ、脚をこじ開ける。下着は横へと押しやられた。
美玲は取り乱しかけて、身をよじりながら叫ぶ。
「阿部岳斗! やめて! 放して!」
八年も愛した男が、どうしてこんなことをするのか。自分は人間ですらないのか。
「みんなに見せてやれ」
岳斗の瞳は氷のように冷たい。
「お前のそこが、動画と――同じかどうか」
「AIだの偽物だのって? 春菜がお前を陥れるとでも?」
岩崎春菜――。
その名を聞いた瞬間、美玲の力が抜けた。
目の奥に落ちるのは、死んだような絶望。
岳斗の幼馴染として一緒に育った岩崎春菜。彼が彼女を信じないはずがない。
「遊びたい奴、並べ」
頭上から、凍てついた嘲笑が降る。
「1回1000円。二回分で三回。サービスしてやる」
「やだ――!」
こんな人数、耐えられるわけがない。死んでしまう。しかも、腹には子供がいるのに。
美玲は歯を食いしばり、必死に暴れた。
「阿部岳斗……お腹の子、あなたの子なの……! こんなこと、できるわけない……!」
だが岳斗は信じない。
「俺の子? お前、何人に抱かれた? 自分でも父親が誰か分からねえんじゃないのか」
「違う……」美玲は泣きながら首を振る。絶望で声が掠れていく。「ほんとに……誰とも……」
抵抗は、無意味だった。
少しでも身を起こして逃げようとすれば、岳斗に乱暴に押し戻される。テーブルの周りに男たちが群がり、美玲を見下ろす目は飢えた獣そのものだった。
「兄貴、カード? 現金?」
四肢は六、七人が同時に押さえつける。胸や下腹部へ手が伸び、腹を叩く者までいる。容赦など欠片もない。
「やめて……! 子供が……!」
美玲は壊れたように叫び、恥という感覚さえ忘れていた。ただ腹の中の命を守りたい、それだけ。
「……やめろ。全員、下がれ」
突然、岳斗が怒鳴りつけた。
美玲の身体に指をねじ込もうとしていた男が、肩を掴まれ、背負い投げで人混みの外へ叩き落とされる。
「誰が触っていいと言った。消えろ」
獣じみた気迫が走り、テーブルの周囲は一瞬で空いた。男たちは三メートルほど後ずさる、顔面が青ざめている。
岳斗は美玲の足首を掴み、引き寄せた。
「男は俺だけだって? ……なら、俺がやる」
ベルトが外され、熱を帯びた気配がじわじわと迫る。
「岳斗……やめて……子供が、危ない……」
美玲は泣きながら懇願した。身体が砕けそうで、もう逃げる力もない。何を言っても無駄だと分かっていながら、最後の力で罵る。
「……あんた、人間じゃない……阿部岳斗……!」
怒りに火がついた男は、さらに残酷になった。
痛みが走り、美玲の下半身に滲むものがあった。悲鳴が漏れる。もがけばもがくほど、岳斗は力を増す。脚を無理やり開かれ、裂けるような恐怖で視界が白くなる。
腹の中の子供まで不安げに蹴り、まるで一緒に抵抗しているみたいだった。
「見られるのが好きなんだろ」
岳斗は歯を食いしばったまま、スーツの襟元すら乱さない。ベルトだけを外し、態度だけが異様に整っている。
「動画、撮れ。好きに上げろ。再生が1回増えるたび、1万払ってやる」
「美玲――お前がどれだけ淫らか、全員に見せてやれ」
美玲の理性が、ぷつりと切れた。
「阿部岳斗……地獄に落ちろ……!」
「お願い……お願いだから、許して……! 私、死ぬ……死ぬから……!」
罵倒と懇願が入り混じり、言葉は崩れていく。それでも岳斗の表情は動かない。
「子供が俺の子だって言うなら、羊水検査でもしろ。DNA鑑定でも何でもやれ」
そのとき、岳斗の動きが止まった。
美玲は、ようやく解放されるのだと思い、息を吸い込んで言葉を重ねる。
「今すぐやって……! 生まれてからじゃなくても……私――」
だが、岳斗は冷たく見下ろした。瞳は毒で磨いたみたいに暗い。
「……俺が、やってないとでも思ったか?」
その瞬間、岳斗のスマホが鳴った。
「……もしもし、春菜」
「DNAの結果? 言え」
受話器の向こうから女の声がするたび、岳斗の周囲の空気が沈んでいく。整った顔が、怒りで少しずつ歪んでいった。
「美玲」
「結果が出た。腹の子は――俺と一切、関係ない」
「……言い訳は、まだあるか?」
最新チャプター
#170 第170章 結末
最終更新: 9/17/2026#169 第169章 生き残った
最終更新: 9/17/2026#168 第168章 殺し屋ではない!
最終更新: 9/17/2026#167 第167章 どれくらい持ちこたえられる?
最終更新: 9/17/2026#166 第166章 気軽に遊べ!
最終更新: 9/17/2026#165 第165章 皮を剥いだ
最終更新: 9/17/2026#164 第164章 彼女は身をかわさなかった
最終更新: 9/17/2026#163 第163章 考えすぎて狂いそうだ
最終更新: 9/17/2026#162 第162章 よくも馬鹿にしてくれたな!
最終更新: 9/17/2026#161 第161章 中には全部入っているのか?
最終更新: 9/17/2026
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追放された私が真の継承者だった件。今さら戻れと言われても、もう手遅れです
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絢香の頬は屈辱と興奮で真紅に染まったが、その声にはまだ意地が残っていた。「あなたこそ、私に執着しているだけじゃないの?」
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——
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ついに再会を果たしたとき、雅人の瞳は血走り、その声は掠れていた。
「絢香、俺が悪かった……頼む、俺の元に戻ってきてくれ」
長年の結婚生活を終わらせたら、夫と息子が泣きついてきた
あの女のために、何度も私を置き去りにした二人。そして今回の件で、私はようやく完全に目が覚めた。
彼らは、私の愛を受け取るに値しない。
だから私は、正式に離婚協議書を差し出した。
すると、あろうことかこの二人は、声を揃えてこう言ったのだ。
――本当に深く愛していたのは、私の方だった、と。
ふん、今さら一体、何の真似のつもりかしら。
知る前の夜
二日後、インターン先に足を踏み入れると、彼が社長のデスクの向こうに座っていた。
あの夜、私を喘がせた男にコーヒーを運ぶ日々。なのに彼は、まるで一線を越えたのが私のほうだと言わんばかりの顔をする。
***
始まりは賭けだった。終わりは、彼女が決して望んではならないただ一人の男だった。
ジューン・アレクサンダーは、見ず知らずの男と寝るつもりなどなかった。だが、夢にまで見たインターンを勝ち取り、その夜を祝っていた彼女は、勢い任せの無茶な賭けに背中を押され、謎めいた男の腕の中へと導かれる。熱を帯びた気配を纏い、寡黙で、そして忘れられない男。
もう二度と会うことはない――そう思っていた。
ところが初出勤の日、オフィスに入った瞬間――
彼が新しい上司だと知る。
最高経営責任者、その人だったのだ。
たった一夜、無謀に身体を重ねた男の下で働かなければならない。ヘルメス・グランデは権力者で、冷たく、そして絶対に手を出してはいけない存在。けれど二人の間に張りつめた緊張は、どうしても消えてくれない。
距離が縮まるほど、彼女の心と、二人の秘密を守り抜くことは難しくなっていく。
私が去った日
けれど最後に彼が選んだのは、私ではなく、彼の初恋の女性だった。
夫は、私の心を深く傷つけただけではない。あの女が私の大切なジュエリーデザインを盗むことを許し、さらには実の息子までも操って、私を「怪物」だと思わせた。
嘘で塗り固められた結婚生活の中で、私は少しずつ自分を失っていった。
息が詰まるような日々。愛されていると思い込んでいた時間。すべてが偽りだった。
けれど、彼らはひとつだけ間違えた。
私を、もう戻れないところまで追い詰めたこと。
私が去ると決めたあの日。
私は、最低な夫も、母親への感謝を忘れた息子も、そして彼らによって壊された過去の自分も、すべて置き去りにした。
親友の支え。そして、私の本当の価値を見抜き、才能を認めてくれたある若き実業家との出会い。
その温かな手によって、私はもう一度、自分自身を取り戻した。
失った誇りを取り戻し、眠っていた才能を開花させ、世界へ羽ばたくデザイナーとして新たな人生を歩み始めた。
今、私の作品は世界の舞台で輝いている。
一方で、かつて私を捨てた男は、跪いて許しを乞う。
「戻ってきてくれ」と。
けれど、もう遅い。
私が去ったあの日こそが、私が本当の自分を取り戻した日。
もう二度と、過去には戻らない。
天才デザイナーの私と三つ子を、大富豪は取り戻したい
屈辱に塗れ、身一つで夜逃げするように国を去った私は、その後に彼の「三つ子」を身ごもっていることに気づく。
――6年後。
私は世界に名を馳せる天才デザイナーとなり、奪われたすべてを取り戻すために帰国した。
しかし、悪辣な嘘に目を曇らされた知暁は、私を激しく憎み、「仇敵」として冷酷に立ちはだかる。
やがてすべての真実が白日の下に晒された時、彼は己の過ちに絶望し、プライドを捨てて泣きながら私に許しを乞うた。
だが、傷つけられた私の心はもう戻らない。私は彼の懇願を、冷徹に突き放した。
――もう遅いわ。あなたを一生、許すつもりはない。
そう誓ったはずの私だったが、予想だにしない誤算があった。
私たちが産んだ愛らしい三つ子たちが、今さら戻りたいと泣く父親の、まさかの最強の味方として動き出したのだから。
真の令嬢は万の顔を持つ
傲慢な御曹司・羽島浩介が彼女を救うために骨折し、白石家のお爺さんが彼女を跡継ぎとして認め、林原財閥が彼女の本当の身分を明かした時――なんと、あの見下されていた「田舎者」こそが、真の商業帝国の後継者だったのだ!
そして、かつて高みから見下ろしていた偽物のお嬢様は、盗作しかできない道化に過ぎなかった。
全ての仮面が剥がれ落ちた時、全世界が彼女の足元で震撼する――。
双子とヤクザの父親
六年の月日が流れ、二人は思いがけず再会する。彼女は必死に彼から距離を置こうとするが、運命は異なる計画を用意していた。
驚くべきことに、彼は突然現れ、彼らの愛らしい子供を抱きしめながら、大胆に彼女に詰め寄る。「俺たちの子供を産んでおいて、逃げられると思ったのか?」
彼女は凍りついたように立ち尽くし、言葉を失う。彼こそ、畏怖の念を抱かせる帝国の君主だった。彼女は二人の世界があまりにもかけ離れていて、決して交わることはないと思い込んでいた。
しかし、彼女は知らずのうちに、この不屈の王の真実の愛となっていたのだった。
冷酷非道な大物との政略結婚を強いられ、私は開き直った
ヤクザの家に生まれた宿命を恐れるあまり、私は幼馴染の周防文哉のもとへ逃げるように嫁いだ。
けれど結婚から五年――私は家畜のように囚われ、夫とその愛人に蹂躙され続けた。息絶えようとするその瞬間、最後に目に映ったのは、私の目の前で絡み合う二人の姿だった。
【転生】
再び目を開けると、婚約が公の場で発表されたあの瞬間に戻っていた。
周防文哉が愛おしそうに私を見つめ、優しく囁く。
「俺と結婚してくれ。」
次の瞬間――若きヤクザの組長が私の腕を掴み、力強く抱き寄せた。銃口は真っ直ぐ周防文哉に向けられている。
彼が、私の代わりに答えた。
「――断る」
セカンドチャンス 億万長者のパパ
それから何年も経ち、私は息をのむほどの映画スターへと変貌を遂げた。そして再び、あの裕福な青年と道が交わった。だが――胸が沈んだ。彼は私だと、気づきもしなかった……。
妻が去り、妊娠を知った俺は、ただ泣き崩れるしかなかった
しかし、結婚して5年後、彼は離婚を切り出した。その時初めて、彼の想い人が私の父の隠し子(私の異母兄弟)だと知った。
離婚を決意した七海だったが、その時にまさかの妊娠が判明した。
不倫夫を捨てた夜、私は新しい彼に抱かれる
しかし結婚7年目、夫は秘書との不倫に溺れた。
私の誕生日に愛人と旅行に行き、結婚記念日にはあろうことか、私たちの寝室で彼女を抱いた夫。
心が壊れた私は、彼を騙して離婚届にサインをさせた。
「どうせ俺から離れられないだろう」
そう高をくくっていた夫の顔に、受理された離婚届を叩きつける。
「今この瞬間から、私の人生から消え失せて!」
初めて焦燥に駆られ、すがりついてくる夫。
その夜、鳴り止まない私のスマホに出たのは、新しい恋人の彼だった。
「知らないのか?」
受話器の向こうで、彼は低く笑った。
「良き元カレというのは、死人のように静かなものだよ?」
「彼女を出せ!」と激昂する元夫に、彼は冷たく言い放つ。
「それは無理だね」
私の寝顔に優しくキスを落としながら、彼は勝ち誇ったように告げた。
「彼女はクタクタになって、さっき眠ってしまったから」













