第166章 気軽に遊べ!

ベルマーシュ最高警備刑務所、地下三階。

薄暗く湿った独房には、鼻を突く排泄臭がこびりつき、息を吸うだけで喉の奥がえぐられるようだった。

阿部岳斗は、下半身を失っていた。

錆びた鎖で首を繋がれ、脚のない犬みたいに、汚れの染みついたコンクリートに腹ばいになっている。唇は荒い針金で縫い潰され、傷は膿んで黒ずんだ血がじわりと滲んでいた。

「並べ、奪い合うな! 上が言ってんだ、好きに遊べ!」

刺青だらけの巨体が、岳斗の腐りかけた腹を踏みつける。体重の重みが容赦なく沈み込み、岳斗の身体がびくりと跳ねた。

男は乾いた髪を乱暴に掴み、残った腰を無理やり持ち上げる。

岳斗は声にならない呻きを漏ら...

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