第18章 狂った女を入れた!

ぽたぽた。

ぽたぽた。

濁った水滴が天井から落ち、冷たくざらついたコンクリートの床に叩きつけられる。

美玲は、自分がどれほど気を失っていたのか分からなかった。

凍えて目が覚めた。痛みでも目が覚めた。

両手は、あの大きな蝋燭を無理やり握らされたままの形で固まっている。白い蝋は、とっくに完全に冷えて固まっていた。

熱い蝋が落ちたとき、皮膚と肉を焼き切っていった。それがいまは硬い塊となり、指と、割れた爪と、掌のぐずぐずになった肉を、容赦なく貼り合わせている。

本能的に、こわばった指を動かそうとして――

美玲は息を呑んだ。

痛覚を十倍にする薬の効き目が、まるで切れていない。

まだ...

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