第23章 免疫システム全崩壊

これからの数日、病室は地獄そのものと化した。

水もない。食べ物もない。痛み止めすら与えられない。

美玲は金属製のベッドに縛りつけられ、まるで灼熱の荒野へ放り出された肉の塊みたいだった。

高熱で意識は濁り、空っぽの胃はひどく痙攣し、逆流した胃酸が内側を焼いていく。

彼女は毎日のように吐血した。どす黒い血の塊が胃液と混じり、口端から伝ってシーツを汚す。

病室には血の臭いと腐臭がこびりついていた。臓器のどこもかしこも壊れかけているようで、息を吸うたび肺の奥に砕けたガラスを詰め込まれるような痛みが走る。

痩せ細った身体は見る影もなく、頬は深く落ちくぼみ、白色の皮膚が骨にぴたりと張りついて...

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