第26章 生体ツール

「――あぁぁぁっ!!」

美玲の喉から、人のものとは思えない悲鳴が弾けた。

返しの付いたシリコンチューブが、無理やり尿道へねじ込まれていた。粘膜は逆棘に削られ、裂け、穿たれる。血と体液が管を伝って溢れ、白いシーツへぽた、ぽたと落ちた。

阿部岳斗は彼女の脚を押さえつけたまま、氷みたいに冷えた目を向ける。

「言っただろ。――我慢しろ」

激痛で歪んだ顔を覗き込み、低く言い放った。

「もう一滴でも泣いたら、奥まで全部押し込む」

美玲の身体が痙攣する。

痛い。痛すぎる。

けれど、泣けない。

裂けてぐずぐずになった唇を必死に噛み、眼窩に溜まった涙を無理やり押し戻した。

――おばあちゃ...

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