第30章 ふさわしくない

彼は何の気遣いもなく、何の準備もなしに、痩せこけた美玲の体を乱暴に掴み、冷たい金属製の器具を彼女の体に容赦なく押し込んだ。

「うっ……!」 美玲の身体が激しく硬直する。 乾ききった内壁を粗い金属が強引にこすり、引き裂かれるような激痛が瞬時に神経を伝って全身を駆け巡った。

阿部岳斗は無表情のまま、器具のネジを冷酷に回していく。 カチリ。 カチリ。 鋼のブレードが彼女の体内でゆっくりと広がっていく。 限界まで引き裂かれるような苦痛に、美玲は白目を剥き、声すら出せないままベッドの上で無力に痙攣した。

阿部岳斗は抜け殻のような彼女の姿を見つめ、不快そうに眉をひそめた。 悲鳴も、命乞いもない。こ...

ログインして続きを読む