第97章 こんな罪名まで認めるのか!

「……私が、岩崎春菜に嫉妬した。あなたが憎かった」

「私が、あの男二人を雇って……陽を崖から突き落としたの」

一語一語が刃になって、いちばん深いところへ突き刺さる。

十月十日、腹の中で育て、命を削って産み落とした我が子を――自分の口で、殺したと告げているのだ。

胸の奥から血が滲み、魂が音を立てて砕け散る。

「……全部、認めます……」美玲は床に這いつくばり、惨めさの底まで沈んだ声で言った。「私は殺人犯です。死んで償うべきです」

「お願い……目黒律を放して……私、なんでもする……だから、私を殺して……」

罪を認めたところで、阿部岳斗の胸に復讐の快感など湧かなかった。

むしろ、何か...

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