第17章

「今、問題にしているのはあなたのことよ。ほかの男と抱き合ったりして、四宮家を何だと思っているの。礼司の顔まで潰す気?」

森田梅子が剣呑な勢いでまくし立てる。相沢愛音は身をかがめ、写真をテーブルの上に置いた。

「その写真、誰から受け取ったんですか。その人をここに呼んでください。こんなに都合よく撮れているなら、ほかにもあるはずです。全部出してくださいよ。たった二枚だけ見せて、何になるんですか」

言い終えると、相沢愛音は四宮の祖父へ視線を向けた。

「おじい様、誰が何のために撮ったのかは分かりません。でも伯母様は、会ってすぐ私がほかの男性と不適切な関係にあると決めつけました。でしたら監視カメ...

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