第22章

食事を終えると、四宮礼司たちもそろそろ引き上げることになった。

相沢愛音はスマホに届いた地元ニュースの通知に目を落とし、眉をきゅっと寄せる。

「四宮様、たぶん今夜は帰れません」

男は短く「ん」と応じた。愛音はスマホの画面をそのまま彼の前へ差し出す。

豪雨の影響で都市間高速道路の一部が崩落し、復旧工事が終わるまで通行止め――そう表示されていた。

「それなら今夜はここで泊まっていけばいい。もう遅いし、無理に動かないほうがいいだろ」

加島子浦がちょうどよく口を挟む。四宮礼司は少し考え、それを受け入れた。

このリゾートには加島子浦も出資しているらしい。礼司が承諾すると、彼はにかっと笑っ...

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