第4章

「これは誰の子だ!?」ヴァレリウスが咆哮した。「こんな化け物が、俺と同じ血を引くはずがない!」

 リサンドラは震える指で、脊椎からどろりと体液を垂らすその生き物を指さした。「背中に『黄金の太陽羽』の紋章が焼き印みたいについてるでしょう。あなたの子に決まってるじゃない!」

 その一言で、ヴァレリウスの理性はぷつりと切れた。

「この淫婦が!」彼は怒号を上げた。室内の温度が跳ね上がる。眩い金の炎が、彼の掌と翼から噴き上がった。「この忌み子を灰にしてやる!」

 リサンドラは小さな化け物を庇うように抱きかかえた。

 狂気じみた母性が、その目にぎらりと燃える。「だめ! 殺しちゃだめよ! この子...

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