第5章
金鷲族長の声が、大殿に苦い冬の風のように響き渡った。
「お前は『換羽の掟』という神聖なる掟を汚した! 金鷲一族が、こんな歪んだ継ぎ接ぎを我らの血筋として認めることなど決してない!」
ほかの族長たちも、すぐさま糾弾に加わった。
「雌が複数の雄と番うなど、アウレリア全土への侮辱だ!」
「穢れた肉塊を天空の都の支配者に据えるつもりか?」
床の上で震えるリサンドラに目をやる。彼女はヴァレリウスを見つめ、溺れる者が藁にすがるように必死にしがみついていた。
だが「太陽の御子」は嫌悪の目を投げつけただけで背を向けた。「お前が選んだことだ。後始末くらい自分でしろ」
盛大な儀式は、屈辱...
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