67、

白川蘭視点

明日は後藤快斗の誕生日だ。

夜には快斗の仲間たちが、彼のために内輪のパーティーを開くらしい。けれど後藤花梨さんと母は、若い子の集まりは騒がしすぎると言って乗り気じゃなかった。

大人がいるとみんな遠慮して、思い切り遊べないだろうし――ということで。

相談の末、昼のうちに私と快斗、まとめて誕生日を祝ってしまおう、という話になった。

午前中は、二人の母親が先に私の彫刻スタジオを見に来る。

送迎の車は、後藤正樹がわざわざ手配してくれたものだった。

玄関を入るなり、母がしきりに正樹を褒めるのが聞こえる。何から何まで気が利いている、段取りが完璧だ、と。

花梨さんも笑って頷いた...

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