彼女はベッドでたまらなくセクシーです

エマ視点

グレースの善意からの気遣いは、爆弾のように場を吹き飛ばした。

クラウスの疑いに満ちた視線が、たちまち私に突き刺さる。

頭皮がぴりっと粟立ち、私は慌てて否定した。「まさか、そんなことないわ、グレース」

けれど彼女はなおも言った。「でも、その症状、本当に妊娠みたいよ。脂っこい匂いを嗅ぐと、気持ち悪くならない?」

そう言われた途端、あの吐き気の波がまたこみ上げてきた。

私はとっさに口を手で押さえたが、胃のむかつきはどうしても抑えきれなかった。

「ごめんなさい……」私はどもりながら立ち上がり、逃げるようにバスルームへ駆け込んだ。

便器に身をかがめた途端、酸っぱい液が喉を焼くよ...

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