第165章 彼の孫嫁に新しい恋人を探す

黒川颯がドアを細く開け、体を横にして滑り込んできたかと思うと、次の瞬間にはまたドアが閉められた。

伊井瀬奈は突然闖入してきた男に、警戒心を露わにした。

「あなた、何してるの?」

彼女はプライベートな部分を隠そうとはせず、無意識の動作で、片手をお腹に回した。

黒川颯は何も纏っていない女を見つめ、喉を軽く上下させた。

「転んだのか?」

伊井瀬奈は彼を警戒しながら、ゆっくりと背後の壁から離れ、まっすぐに体を起こした。一歩先の距離にあるハンガーにはバスタオルが掛かっている。彼女はそれを引き寄せ、せめて体を隠したかった。

二人はお互いの体を熟知しているとはいえ、このように一方的に裸を晒す...

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