第298章

 伊井瀧はそれを聞くや、すぐさま目をキラキラと輝かせた。

「叔父さん、本当に買ったの? 注文履歴見せて」

「叔父さんがお前を騙すわけないだろう? この前言ってたやつ、全部揃えてやったぞ」

 伊井瀧は有頂天になった。彼はネットで目をつけていた組み立てロボットのパーツがあったのだが、この前ママに見せたら、お小遣いを使いすぎだと諭され、自分でお金を貯めて買うように言われたのだ。

 しかし、それらをすべて買い揃えるにはかなりの金額がかかる。彼にそんな大金があるはずもなく、自力で貯めるとなると、お年玉をあてにするしかなかった。

 そして今、叔父さんがそのささやかな願いを叶えてくれたのだ。

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