第418章

夕食後、伊井瀧は黒川お爺さんをソファへと引っ張っていった。

「ひいおじいさん、プレゼントがあるんだ」

伊井月も自分のポシェットを手に取って言った。

「ひいおじいさん、あたしもプレゼント用意したの」

「ほう?」

黒川お爺さんは期待に胸を膨らませた。まだ五歳にも満たない二人のひ孫が、この爺さんに一体何を用意してくれたのかと興味津々だ。

「さあ、ひいおじいさんに見せてごらん」

伊井月が取り出したのは一枚の絵だった。そこにはパパとママ、お兄ちゃん、自分、そしてひいおじいさんが描かれている。画力は拙く、筆致も幼いが、描こうとした想いは十分に伝わってくる。

「ひいおじいさん、これ私たち家...

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