第107章 自業自得よ

胸がひやりと縮んだ。ジャレッドの身内に何かあったのかと思い、着替えもそこそこに病院へ駆けつけた。

病室のドアを押し開けた瞬間、鼻を突く血の匂いと消毒液が混ざり合って、むっと喉の奥にまとわりつく。

ベッドの上にいる女を見た途端、足がぴたりと止まった。

包帯だらけで、もはや誰なのか分からないほどの姿になっていた。かつては手入れの行き届いた肌に、傲慢さと意地の悪さがにじんだ顔だった。それが今では、青紫の痣があちこちに浮かび、口元も目尻も裂け、血の跡が生々しく残っている。

むき出しの腕と脚には、深さも形も違う傷が幾重にも走っていた。中には、骨が見えそうなほど抉れているものまである。

イザベ...

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