第49章 おばあちゃんに会いに行く

スローン視点

私は少し離れた場所に立ち、父と息子が刃を突き合わせるように言い争うのを聞いていた。二人の言葉の応酬に、まるで私が真ん中で引き裂かれていくみたいに。

「ジャレッド、やめて」

ようやく声に出した。自分でも気づかないほど、疲れが滲んでいた。

彼は通話を切ると振り返り、数歩で私の前まで来る。瞳の奥の動揺が隠せない。抱きしめようとして、けれど私を驚かせるのが怖いのか、伸ばした手が宙で止まった。

「スローン……あいつの言うことなんて気にするな」

焦るように言葉を重ね、私をなだめようとする。

「家のことは俺が片をつける。お前は――」

「私たち、もう愛情なんて残ってないわ。ジャ...

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