第190章

ノアに着いて三日目にして、ようやく案内係が彼らをノアの施設見学へと連れ出した。

別の大型基地からの来訪者として、ここ二日間の彼らの待遇は決して良いものとは言えなかった。まるで、彼らの身元の信憑性を常に警戒し、疑っているかのようだった。

無理もない。国家システムが連合体に取って代わられた今日、すべての基地管区は自治モードであり、バベルタワーが轟音と共に崩壊した後、ほとんどの職員データもバベルタワーのプライベートネットワークから、何者かの力によって破壊されてしまったのだから。

バベルタワーから連れてきた実験体はほとんど残っておらず、もともと二十数体いた実験サンプルも、今や十三体にまで減って...

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