第347章

業火はすでに、視界に入る限りのあらゆる可燃物を舐め尽くしていた。かつて豪奢な浮き彫りで満たされていた長テーブルや燭台、クラシックな楽器や精緻な置物はことごとく見る影もなく焼け爛れ、炎はもはや燃やすべきものを見つけられず、消えかかっている。

彼らが敬うあの大神官は、教会の階段にうつ伏せで倒れ、四肢を硬直させていた。

身にまとっていた衣は半分ほど焼け落ち、その皮肉からは悪寒を覚えるような焦げ臭い香りが漂う。

だがこの時、生死不明の大神官よりも彼らを打ちのめしたのは、神像がまだ中にあるという事実だった。

巨大な彫像は戸口を突き破って地面に倒れ伏し、大理石の床に深い凹みを刻みつけている。神像...

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