私が去るまで、彼は私が自分の妻だと知らなかった

私が去るまで、彼は私が自分の妻だと知らなかった

渡り雨 · 完結 · 20.7k 文字

669
トレンド
676
閲覧数
3
追加済み
本棚に追加
読み始める
共有:facebooktwitterpinterestwhatsappreddit

紹介

彼と秘密裏(ひみつり)に結婚して5年、私は一度も「妻」として見られたことはなかった。
私たちの6歳になる娘も、人前で彼を「お父さん」と呼んだことはない。

酔った勢いの過ちで妊娠した私に、彼が突きつけたのは一枚の「極秘結婚の契約書」だった。

時間が経てば、すべてが変わると信じていた。
彼に寄り添い、会社の一番苦しい時期を共に乗り越えた。
それなのに、私が胃出血で入院した時、彼は来なかった。娘が生まれた時、彼は会議中だった。
私の人生の大切な瞬間には、いつも彼はいなかった。

あの、不器用なインターン生が現れるまでは。

それ以来、彼はすべての特別扱いと優しさを彼女に注ぎ、彼女のために何度も自分の原則を曲げた。
私はようやく悟った。愛していないということは、どうやっても愛していないのだと。

だから私は娘を連れて、彼の世界から完全に姿を消した。

それなのに、なぜ?
いつもあんなに冷静沈着(れいせいちんちゃく)だったあの男が、狂ってしまったのは——。

チャプター 1

「鈴森さんの役職ですと、退職手続きの完了までおよそ一週間というところでしょう」

 人事部長は複雑な目を向けながら、静かにファイルを閉じた。会社に十五年勤めている彼は、私が朋幸に向けていた、あの熱烈で、どこか卑屈なまでの愛情をずっと見守ってきた人だ。

「岡野様は……ご存知なのですか?」

 やはり、彼はそう尋ねてきた。

 私は一瞬だけ言葉に詰まり、答えた。

「直接、私から伝えます」

 人事部長は頷き、何か言いたげに口ごもった後、最後に一言だけ告げた。

「……何はともあれ、鈴森さん。今後のご多幸をお祈りしております」

 私は微笑んで礼を言い、部屋を後にした。

 廊下に立ち、深呼吸をする。今朝家を出る前の光景が脳裏をよぎった。美理が私の服の裾を引っ張りながら尋ねてきたのだ。

『ママ、パパは今日、本当に遊園地に一緒に行ってくれるの?』

 私は彼女の頭を撫で、笑顔で約束した。

『ええ。パパが約束してくれたもの』

 彼がその約束を覚えているか不安だったのと、退職の件を打ち明けるべきか迷っていたこともあり、私は社長室へと向かった。

 最上階でエレベーターを降り、ドアを押し開けた瞬間、目の前に広がっていたのは凄惨な有様だった。

 桃香が目を赤くしてデスクの傍らに立っている。私が三日間徹夜して作成したデータ表はコーヒーの海に浸かり、文字が滲んで判読不能になっていた。

「岡野様、申し訳ありません……わざとじゃないんです」

 桃香は泣き出しそうな声で弁明した。

「温かいコーヒーを淹れ直そうと思っただけで……」

 朋幸は激怒しなかった。

 あの冷酷無情で知られ、部下が小数点を一つ間違えただけでクビを言い渡したこともある男が、今はただ呆れたように眉間を揉み、ティッシュを一枚引き抜いて彼女に差し出したのだ。

「もういい、泣くな。たかが書類一枚だろう」

 ドアの前に立ち尽くす私の心に、さほどの波風は立たなかった。どうせ温もることのない心だと分かっていたはずなのに、私は何を期待していたのだろう。

 部屋の中へ足を踏み入れる。自分でも驚くほど、私の声は凪いでいた。

「岡野様、そのデータ表は午後三時の会議で使用するものです。原本はそれしかありません」

 朋幸は微かに眉をひそめ、いつもの命令口調で苛立たしげに言い放った。

「なら、新しく作り直せ」

「バックアップはありません。再計算には最低でも六時間はかかります」

「それは君のミスだろう!」

 朋幸の声が急に荒らげられ、氷のような視線が私を射抜いた。

「チーフアシスタントでありながら、新人を指導する忍耐力すらないのか? すぐに彼女を連れて処理しろ。午後の会議までに完璧な書類を用意するんだ」

 躊躇いもなく私に責任をなすりつける姿を見て、不意に滑稽に思えた。

 五年。会社がどん底だった一番苦しい時期を共に乗り越え、胃潰瘍で三度も入院した私には、労いの言葉一つかけたことがないというのに。桃香はコーヒーをこぼしただけで、こうも底なしの庇護を受けられるのだ。

 口まで出かかっていた退職の言葉を呑み込み、私は伏し目がちに答えた。

「はい、承知いたしました」

 反論はせず、身を翻して社長室を出た。

 データを再計算する六時間、私は水一滴すら口にしなかった。

 桃香は隣の席に座り、スマホでネイルの画像を眺めながら、悪びれない無垢な瞳で私を見た。

「乃理子先輩って本当にすごいです。岡野様が重宝されるのも納得ですね」

 私は薄く笑った。以前はそうだったかもしれない。でも、それももうすぐ終わる。

 午後三時。私は再製本した書類を、時間通りに朋幸のデスクに置いた。彼は二ページほどめくると満足げに頷き、朝の不快な出来事などとうに忘れてしまったようだった。

「岡野様、今夜の予定はすべてキャンセルしてあります」

 私は静かな声で念を押した。

「今夜は美理の誕生日のお祝いで、遊園地に行くと約束されていましたよね。レストランとチケットの手配は済ませてあります」

 朋幸は一瞬呆然とし、ようやく思い出したようだった。腕時計に視線を落とすと、少しだけ表情を和らげた。

「分かった。お前は先に帰ってあいつを迎えに行ってやれ。俺は手元にあるこのメール二件を処理したら向かう」

 その言葉を聞いて、私の中で張り詰めていた糸がわずかに緩んだ。もしかしたら、彼にもまだ娘を気遣う心がほんの少しは残っているのかもしれない。

 夜七時。私は美理を連れて、遊園地の入り口にあるベンチに座っていた。

 夜風が少し冷たい。薄手の上着を着た美理は、買ってもらったばかりの風船を握りしめ、道路のほうをじっと見つめている。

「ママ、パパはどうしてまだ来ないの?」

「もうすぐよ。パパはお仕事が忙しいから、もう少しだけ待っていようね」

 私は彼女を抱き寄せ、自分の体温で少しでも温めようとした。

 七時半。

 八時。

 八時半。

 遊園地の照明は次第に暗くなり、人影もまばらになってきた。周囲には子どもと手を繋いで談笑する家族連ればかりで、ぽつんとベンチに取り残されているのは私たちだけだった。

 うつむき、私の腕の中で眠気に耐えきれず目を閉じながらも、依然として風船を握りしめている娘を見る。胸の奥を、何かに強く殴られたような気がした。

「美理、パパは今夜残業になっちゃって、来られないの」

 冷え切った小さな頬を両手で包み込む。目頭が熱く痛んだが、涙は一滴もこぼさなかった。

「ママと一緒に、小さなケーキを食べに行こっか?」

 美理の瞳から、一瞬にして光が消え失せた。彼女はうつむき、長い沈黙のあとで、小さな声で呟いた。

「パパはお仕事が大事なんだよね。知ってる」

 その短い一言が、私の限界を迎えさせた。彼女をきつく抱きしめ、声を詰まらせながら言う。

「美理。ママはいつだってあなたのそばにいるからね。ずっと、ずっとよ」

 美理は笑って頷いた。

「うん。美理も、ママが一緒にいてくれるから楽しいよ」

 私は立ち上がり、彼女の小さな手を引いた。仄暗い街灯の下、私たちの影はどこまでも長く伸びていた。

最新チャプター

おすすめ 😍

離婚カウントダウン ~クズ夫の世話なんて、誰がするか!

離婚カウントダウン ~クズ夫の世話なんて、誰がするか!

12.2k 閲覧数 · 連載中 · 水瀬結
あいつらは、私がただの『無力な盲目の妻』だと思っている。……とんだ勘違いだ。

奇跡的に視力を取り戻した私が最初に目にしたもの。それは、愛人と絡み合う『献身的な夫』の姿だった。彼の『揺るぎない愛』など真っ赤な嘘。すべては私の莫大な財産を奪うための策略に過ぎなかったのだ。

今度は私が騙す番だ。証拠を徹底的に集め、彼からすべてを奪い取ってやる。

だが、私の復讐劇は予期せぬ展開を迎える。街で最も強大な権力を持ち、冷徹と噂される大富豪が現れたのだ。彼は私の秘密――目が見えていること――を知っていた。そして、悪魔のような取引を持ちかける。
『俺の個人秘書になって借金を返せ。あの夫への制裁……俺も手を貸してやろう』

愚かな夫は、盲目の私を弱者だと信じ込んでいる。だが彼は間もなく思い知ることになるだろう。
視力を取り戻した資産家の妻ほど、危険な存在はないということを。
「もう疲れた」不倫夫を捨て、自由になる

「もう疲れた」不倫夫を捨て、自由になる

37k 閲覧数 · 連載中 · 青木月
結婚して5年。
数日前には幼馴染と楽しげに戯れていた夫が、今度は初恋の女を連れてホテルの入り口へと消えていく。

二人は人目もはばからず、濃厚な口づけを交わしていた。
夫の腕の中にいる女は、潤んだ瞳で彼を見つめている。一見すると純情そうだが、その眼の奥には私への明らかな悪意が潜んでいた。

妻である私は、ただその場に立ち尽くすしかなかった。
爪が掌に食い込み、血が滲む。
けれど、手の痛みより、引き裂かれた心の痛みのほうが遥かに強かった。

冷たい風が、私の髪を揺らす。
その瞬間、ふと強烈な疲れを感じた。

ああ、もういいや。
5年間の結婚生活。
私は彼を許すのをやめ、自分自身を解放することにした。
初恋よ、引き下がれ!

初恋よ、引き下がれ!

34k 閲覧数 · 連載中 · 午前零時
結婚してから、夫が私に触れたことは一度もなかった。
私は、彼を無性愛者なのだと思い込んでいた。……あの日、彼の裏切りを知るまでは。

夫の浮気が発覚したのは、相手の女が病院に運ばれたからだった。二人の行為があまりに激しかったせいだという。

そして、何よりも私を打ちのめしたのは、その相手が――私の実の妹だったという事実だ。

その瞬間、心臓を煮えたぎる油に放り込まれたような、耐え難い激痛が全身を貫いた。
余命宣告された日、帰宅するとベッドに「引き裂かれた愛人の下着」があった

余命宣告された日、帰宅するとベッドに「引き裂かれた愛人の下着」があった

26.5k 閲覧数 · 連載中 · 七海
結婚して5年、夫とは円満だと思っていた。
しかし、運命は残酷だ。

病院で「白血病」という絶望的な診断を受けたその日。
震える足で帰宅した私の目に飛び込んできたのは、夫の裏切りの証拠だった。

私たちの神聖な寝室。
そのベッドの上には、無惨に引き裂かれたレースの下着がわざとらしく残されていたのだ。

それは明らかに、夫の愛人からの宣戦布告。
「あなたはもういらない」と嘲笑うかのような、残酷なマウントだった。

命の期限を突きつけられた日に、愛まで失った私。
絶望の淵で、私はある決断を下す。
妻が去り、妊娠を知った俺は、ただ泣き崩れるしかなかった

妻が去り、妊娠を知った俺は、ただ泣き崩れるしかなかった

390.1k 閲覧数 · 連載中 · 蛙坂下道
鈴木七海は、中村健に好きな人がいることをずっと知っていた。それでも、彼との結婚を選んだ。
しかし、結婚して5年後、彼は離婚を切り出した。その時初めて、彼の想い人が私の父の隠し子(私の異母兄弟)だと知った。
離婚を決意した七海だったが、その時にまさかの妊娠が判明した。
転生して、家族全員に跪いて懺悔させる

転生して、家族全員に跪いて懺悔させる

272.1k 閲覧数 · 連載中 · 青凪
婚約者が浮気していたなんて、しかもその相手が私の実の妹だったなんて!
婚約者にも妹にも裏切られた私。
さらに悲惨なことに、二人は私の手足を切り落とし、舌を抜き、目の前で体を重ね、そして私を残酷に殺したのです!
骨の髄まで憎い...
しかし幸いなことに、運命の糸が絡み合い、私は蘇ったのです!
二度目の人生、今度は自分のために生き、芸能界の女王になってみせる!
復讐を果たす!
かつて私をいじめ、傷つけた者たちには、十倍の報いを受けさせてやる...
俺様社長とその婚約者——すれ違う愛

俺様社長とその婚約者——すれ違う愛

17.3k 閲覧数 · 連載中 · 紗良益子
私のバレエダンサーとしてのキャリアが崖っぷちに立たされていたその日、婚約者は別の女と一緒に産婦人科で妊婦健診を受けていた。

問い詰めても、彼は何も答えようとしない。私は決意した——こんな馬鹿げた婚約など、破棄してしまおうと。

その後、私は一千万円を投じて、彼にそっくりな若い男を囲った。

やがて事態は思わぬ方向へと転がり始める。元婚約者との間には、何か重大な誤解が横たわっているようだった。けれど、それが運命のすれ違いなのか、それとも世界が仕組んだ悪戯なのか——私たちはもう、二度と交わることのない道を歩み始めていた。
離婚当日、元夫が復縁を懇願してきた件

離婚当日、元夫が復縁を懇願してきた件

93.3k 閲覧数 · 連載中 · 鯨井
彼女は代理結婚を強いられたが、運命のいたずらか、昔から密かに想い続けていた人の妻となった。

五年間の結婚生活の末に待っていたのは、離婚と愛人契約だけだった。

お腹の子供のことは誰にも告げず、我が子を豪門の争いに巻き込まないよう、離婚後は二度と会わないと誓った。

彼は、またしても彼女の駆け引きだと思っていた。

しかし、離婚が成立した途端、彼女は跡形もなく姿を消した。

彼は狂ったように、彼女が行きそうな場所を片っ端から探し回ったが、どこにも彼女の痕跡は見つからなかった。

数年後、空港で彼は彼女と再会する。彼女の腕の中には、まるで自分を小さくしたような男の子が。

「この子は...俺の子供なのか?」震える声で彼は問いかけた。

彼女はサングラスを上げ、冷ややかな微笑みを浮かべながら、
「ふぅん、あなた誰?」
氷の君と太陽の私

氷の君と太陽の私

36.3k 閲覧数 · 完結 · 鍋部奈
裏切られ、後悔に溺れながら死んだ私は、恐れられ冷酷な婚約者が私を救おうと身を投げる姿を見た。

運命が私を引き戻した——薬を盛られた結婚初夜、彼の腕の中で生まれ変わったのだ。これは私の二度目のチャンス。

かつて逃げ出した男こそが私の運命。彼の狂おしい愛こそが、私の最強の武器。世界が恐れる男を受け入れ、彼の姫となろう。共に、私たちを破滅させた裏切り者どもを灰燼に帰すのだ。

しかし私の突然の献身は、彼に疑念を抱かせる。心を砕いてしまった男に愛を証明するには、どうすればいいのだろう……彼の最も暗い欲望が、私を永遠に縛り付けることだと知りながら。
令嬢は離婚を機に大富豪への道を歩む

令嬢は離婚を機に大富豪への道を歩む

655.2k 閲覧数 · 連載中 · 蜜柑
天才陰陽師だった御影星奈は、かつて恋愛脳のどん底に落ち、愛する男のために七年もの間、辱めに耐え続けてきた。しかしついに、ある日はっと我に返る。
「瀬央千弥、離婚して」
周りの連中はこぞって彼女を嘲笑った。あの瀬央様がいなくなったら、御影星奈は惨めな人生を送るに決まっていると。
ところが実際は――
財閥の名家がこぞって彼女を賓客として招き入れ、トップ俳優や女優が熱狂的なファンに。さらに四人の、並々ならぬ経歴を持つ兄弟子たちまで現れて……。
実家の御影家は後悔し、養女を追い出してまで彼女を迎え入れようとする。
そして元夫も、悔恨の表情で彼女を見つめ、「許してくれ」と懇願してきた。
御影星奈は少し眉を上げ、冷笑いを浮かべて言った。
「今の私に、あなたたちが手が届くと思う?」
――もう、私とあなたたちは釣り合わないのよ!
裏切られた後に億万長者に甘やかされて

裏切られた後に億万長者に甘やかされて

719.9k 閲覧数 · 連載中 · FancyZ
結婚四年目、エミリーには子供がいなかった。病院での診断が彼女の人生を地獄に突き落とした。妊娠できないだって?でも、この四年間夫はほとんど家にいなかったのに、どうやって妊娠できるというの?

エミリーと億万長者の夫との結婚は契約結婚だった。彼女は努力して夫の愛を勝ち取りたいと願っていた。しかし、夫が妊婦を連れて現れた時、彼女は絶望した。家を追い出された後、路頭に迷うエミリーを謎の億万長者が拾い上げた。彼は一体誰なのか?なぜエミリーのことを知っていたのか?そしてさらに重要なことに、エミリーは妊娠していた。
離婚を告げたら、見知らぬ夫が泣き出した

離婚を告げたら、見知らぬ夫が泣き出した

24.7k 閲覧数 · 連載中 · 神楽坂奏
彼女は十九年間、家に養われた偽の令嬢だった。真の令嬢の身代わりとして、顔も見たことのない瀕死の男に嫁がされることになった。

孤児となった自分の人生は悲惨なものになると思っていたが、姓を変えてからの彼女は、一人で見事に人生を切り開いていった。

彼は海城の権力者の代表格で、手段を選ばず冷酷無情だと噂されていた。彼の傍にいる小さな萌え萌えした子供の生母については、海城最大の謎とされていた。

ある日、彼が病に倒れて昏睡状態の時、なんと女が彼の部屋に忍び込み、彼を襲ったのだ!

彼は全市を挙げて犯人を捜索したが、まさか「元凶」がずっと自分の目の前で跳ね回っていたとは思わなかった。しかも、息子の先生だったのだ!

事が発覚すると、彼は彼女を壁に押し付け、顎を掴んで言った。

「先生、随分と派手に遊んでくれたじゃないか」

彼女は封印されていた結婚証明書を取り出した。

「私があなたを襲ったのは、合法よ」

それ以来、彼は彼女を骨の髄まで愛し、天にも昇るほど溺愛した。

「彼女はなかなかやり手ね。家の若旦那の継母になるために、わざわざ幼稚園の先生になったのよ」

「名門の継母なんてそう簡単になれるものじゃないわ。一ヶ月後には家から追い出されるに違いないわ!」

翌日、彼女はSNSで親子鑑定書の写真をアップし、こう添えた。

【申し訳ございません、実の子でした!】