呪われた未亡人から蛇王の執着へ
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王后陛下が重い病に伏されて以来、王廷は崩壊の瀬戸際で、いつ転げ落ちてもおかしくない綱渡りを続けていた。
あの危急の局面で玉座を支えたのは、この私だ。胸を裂かれるほど痛みながら、それでも歯を食いしばって立ち続けた。護城結界の綻びを繕うため魔力を削り、夜も昼もなく王后のため延命の秘薬を調合した。
だというのに、御竜軍団がついにアビスの魔物を駆逐したその直後、私を待っていたのは勝利ではなく――致命の刃だった。
魔力は一筋ずつ、丁寧にねじ切られていく。胸の奥で脈打つ、命と力の象徴――魂の源核が、見慣れた手によって生きたまま抉り出された。
息が尽きる寸前、私はようやく刃の主の顔を見た。
新婚の夫、ドリスタン。
その隣で、もう片方の腕に抱き締められていたのは――同じ父を持つ異母妹、ヴェスペラだった。
「やっぱり君は賢いな、僕の可愛いヴェスペラ」
ドリスタンは、淡い光を放つ源核を傲慢に値...
あの危急の局面で玉座を支えたのは、この私だ。胸を裂かれるほど痛みながら、それでも歯を食いしばって立ち続けた。護城結界の綻びを繕うため魔力を削り、夜も昼もなく王后のため延命の秘薬を調合した。
だというのに、御竜軍団がついにアビスの魔物を駆逐したその直後、私を待っていたのは勝利ではなく――致命の刃だった。
魔力は一筋ずつ、丁寧にねじ切られていく。胸の奥で脈打つ、命と力の象徴――魂の源核が、見慣れた手によって生きたまま抉り出された。
息が尽きる寸前、私はようやく刃の主の顔を見た。
新婚の夫、ドリスタン。
その隣で、もう片方の腕に抱き締められていたのは――同じ父を持つ異母妹、ヴェスペラだった。
「やっぱり君は賢いな、僕の可愛いヴェスペラ」
ドリスタンは、淡い光を放つ源核を傲慢に値...




















