残された時間は私のものだ
1.8k 閲覧数 · 連載中 · 澪ヶ丘 遥
絶望の診断書を握りしめたその日、彼の元カノが夫のバスローブを羽織って、私たちの新居の浴室から出てきた。
3年間の結婚生活、私は一度も彼の妻ではなかった。ただ名ばかりの「身代わり」に過ぎなかったのだ。
残された時間はもう少ない。この婚姻のために3年間張り詰めていた心の糸が、ついに切れた。綺麗さっぱりと、もう修復の余地はない。
自分を一度も選択肢に入れなかった男のために、ただ死を待つだけのような余生を費やすつもりは毛頭ない。
今度こそ、私は私自身の人生を選ぶ。
3年間の結婚生活、私は一度も彼の妻ではなかった。ただ名ばかりの「身代わり」に過ぎなかったのだ。
残された時間はもう少ない。この婚姻のために3年間張り詰めていた心の糸が、ついに切れた。綺麗さっぱりと、もう修復の余地はない。
自分を一度も選択肢に入れなかった男のために、ただ死を待つだけのような余生を費やすつもりは毛頭ない。
今度こそ、私は私自身の人生を選ぶ。


















































